ウブドには美術館はいくつかあるが、その中でももっとも有名なのが、ネカ美術館。名のとおりネカ氏が所蔵していた作品で、名画ばかり。内部は絵の特徴やスタイルの違いによっていくつもの部屋に分かれてる。バリ古来の伝統的な絵、ヨーロッパスタイルの影響を受けた絵、影響を与えた外国人の絵、など様々だ。6つの展示館で構成されている。バリにある絵は3つに分けられている。一つはバリの伝統的な絵で、“カマサンスタイル”と言い、一見してわかると思う。人物の顔が斜めか横向きで、影絵と同じスタイルだ。色も黒と白と黄色の3色しかない。
バリで見られる絵と言えば、1930年頃までこのカマサンスタイルの絵ばかりだった。絵の題材はインドから伝わる叙事詩をはじめ、バリの民話や伝説に基づいています。二つ目は、バトゥアスタイルと呼ばれるものだ。カマサンスタイルと同じく、遠近法はないが、絵そのものが従来よりもずっと細かくなっている。
3つ目は、ウブドスタイルと呼ばれるもので、オランダ人やドイツ人などヨーロッパ人の影響を受けた絵だ。1930年以降になりますと、それまでの平面的な絵から立体的で色彩豊かな絵に変わってきて、題材も人々の生活に基づいた身近なものに広がっていった。鳥・花・人物・風景などがあり、ネカ美術館の中に、男の子と女の子が二人とも窓枠によりかかって、向き合っている絵がある。これはとても有名で、絵葉書にもなっている。この絵は、もともとは別々の絵だったが、隣に並べて飾ることによってまるでもともと1枚の絵かのように見えてしまうものだ。
アルマ美術館(アグン・ライ・ミュージーアム・オブ・アート)は、1996年6月9日、教育文化相ワルディマン・ジョジョネゴロ氏 によってアグン・ライ氏のプライベートコレクショウンを中心にインドネシアとバリ島に深く関わった外国人の絵画を飾った美術館を公式にオープンした。それに先立つ同年5月13日に設立されたアルマ財団が、美術館の運営を行っている。アルマは単なる美術館を超えた、ビジュアルアートと、パフォーマンスアートの拠点となっている。絵画の常設展、特別展、演劇、舞踊、音楽、また絵画教室、ワークショップの企画、図書室、会議やセミナーの施設など、訪れる人が享受できるあらゆる機会を提供している。アルマ財団所蔵、アグン・ライ夫妻所蔵品から、バイ・インドネシアの画家、海外アーティストの作品が常設されている。飾られている絵画の中には、高額なもの、歴史的絵画、歴史的価値のあるものも多い。伝統からコンテンポラリーまで総合的に展示されている。 ブランコ・レネッサンス・ミュージアムは画家のアントニオ・ブランコ氏の私邸がギャラリーとなってそのまま見学できる。アントニオ・ブランコ氏は自らを「バリのダリ」と名乗っていた。ブランコ氏はスペイン人でギャラリー自体も色使いや雰囲気がスペインを思わせる。内装もバリというかんじではなくヨーロピアン調な感じがする。作品はダリと名乗っていただけあって独特の色彩やタッチがこだわったという額と一緒に、表現されている。1999年死去したブランコ氏だがアトリエは生前のままになっており、ご子息がそのまま使っている。
プル・ルキサン美術館は1956年、オランダ人画家ルドルフ・ボネとウブド王宮のチョコルダG.A,スカワティによって創設された。インドネシア語で「優れた芸術の宮殿」という名の通り、すばらしい作品が飾られている。2棟からなり年代順に並べられているので、西洋美術の技法、主題がどのようにバリ絵画に影響を与えたか、その変化がわかりやすく、時代を経て渋い色調のコレクションに時の経つのを忘れてしまうほど引き込まれてしまいます。最近のウブドの絵画は、バリ人、インドネシア人、欧米人画家のバリを主題にした現代画がミックスされてわかりづらくなっている。 ベルギーの画家は、1880年にブリュッセルで生まれ、彼の全ての仕事は、3つに分けられることができる: ベルギーの時代1902-1919、1919-1932の旅行、そして1932〜1958バリ島での時間によって終止符が打たれた。 Ni POLLOK、彼のバリ人の妻でありモデルの彼女の存在によって特徴づけられる。 ル・メイヨールが亡くなった後、住んでいた家をそのまま美術館にした。1985年に彼女が亡くなるまで、たくさんの観光客に 開放した。そうして、この家とすべての調度品などは、そのまま“ル・メイヨール美術館”となった。
バリ博物館はバリ島のデンパサールにあり、ププタン広場のそば、ジャガナタ寺院の隣です。ヌサドゥアから車で40分の距離。4つの建物にバリ島の歴史や儀式などの展示がされている。古代の農耕具、装飾品、工芸品などが収蔵されていて、婚礼衣装は古代と現在の比較が出来、興味深い。 4つの建物に分かれて展示している。かなり昔の石器や青銅器。バリ島で使われていた、刀や銃。バリのお葬式のための品々なども展示されている。石でできた棺なども。バリの美術品も多く収蔵されている。巨大な壁画もある。アンティークの木彫り。羽を生やしたライオンの像。ヒンズー教の神様を形どったアンティークの木彫り。本来は、バリ島の儀式などがわかる展示もある細かい細工が施された見事な木彫り。バリ島だけでなく、ジャワ島の歴史にも触れ、ボルブドゥール遺跡の精巧な模型なども展示されている |